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中国産偽造部品 米戦闘機に混入

2012年05月23日
【新唐人日本2012年5月24日付ニュース】アメリカ上院軍事委員会は5月21日、米軍の武器装具から大量の中国産偽造電子部品が発見されたと発表。これらの劣悪な偽造部品は軍人の安全を脅かすだけでなく、軍隊の作戦力にも影響を与えます。一方、軍事委員会は現地調査を求めたものの、中国当局はビザの発給を拒否しました。
 
アメリカ上院軍事委員会によると、アメリカ海軍のヘリコプター(SH-60B)や輸送機(C-130J、C-27J)および対潜哨戒機(P-8A)などに中国産偽造電子部品が使われているそうです。一年間の調査の結果、米軍の戦闘機だけでも1800件の偽造部品使用案件が発見されました。
 
報告書によると、調査の対象となった偽造部品の可能性のある部品100万個のうち、7割が中国産だそうです。
 
報告書は、中国当局の偽造品市場に対する放任を非難すると同時に、アメリカの供給システムの管理の甘さも指摘。
 
また、重要な部品に問題が生じた場合、国家安全にも危害をもたらすと警告。
 
委員会は、中国当局に調査チームを派遣して現地調査を申し出たものの、ビザの発給を拒否されたそうです。
 
一方、専門家は当局のビザ発給拒否からもうかがえるように、これらの偽造部品メーカーの背景は疑わしいと指摘します。
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 

 

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